私がここにきた理由。

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ベナンに来て3ヶ月、ホエヨベという町にきて2ヶ月。

その月日の中で私は何回もタイトルのことについて考えることがありました。

というのも最初の1ヶ月はほとんど私が配属されている視学官事務所というところで同じような毎日を過ごしていたからです。

私が配属されたその事務所年々人手不足が進んでいて本当だと視学官長1人、教育主事2人、秘書1人、会計士1人在籍しているはずなのですが、いつも行くと秘書1人いるかいないかという状況です。秘書と同じ部屋に私専用の机があり私は毎日その事務所にいるようにしました。事務所には毎日のようにホエヨベ全域の小学校の校長、先生が訪れ、書類を確認しにきたり、秘書に渡しにきます。秘書がいない時は私が対応し受け取ることになっています。いつの間にかそんな状況が毎日続き私は考えました。

私はここに事務作業をしに来たんか?

秘書が来る時に色々私の思ってることを聞いてみようって聞いてみても、ことねのやりたいことやりなよ。それだけ。

私のやりたいことって、、

そして今度は教育主事と話す時間があり、同じことを聞いてみました。教育主事は

とりあえず前任者(私が来る前にホエヨベで活動してた人)の引き継ぎやんなよ。と

確かに引き継いでやるのも活動としては大切とかなんとか誰かが言ってた。

私はもう一度ここにきた理由を考えてみました。

私はボランティアという立場。

でも私がこの青年海外協力隊に入る当初からボランティアという立場になりたくて入ったんじゃないということ。

 

 

"支援しに来た"

"この人たちを助ける"

"援助する"

 

そういう言葉を聞くけど、私は違う。

でもそれ以外の理由は、まだ事務所の中でだけ活動していた自分には思い出せなかったんです。

9月17日。その日はベナンほとんどの小学校が新学期を迎えました。

その日から私はある1つの学校に行き始め、活動を開始。自己紹介をしようと子どもたちの目の前に。

これだ〜〜!

子どもたちの笑顔笑顔!!

私もそれを目にした瞬間、緊張はなくなり自然に笑顔に。

 

子どもたちに

"全力で何かに取り組み、全力で楽しむこと"

それをもっと知ってもらうために私は来たんよね〜〜

思い出した〜〜

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とりあえず名前を覚えてもらうことから始め

それから私の本格的な活動がスタートしました!

ということで

今訪問している学校の様子↓
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自然のあかりで朝から夕方まで授業しています

そのため曇りの日、教室の中は本当に暗い。f:id:choco412:20181022000232j:image

先生が質問した答えは手元にある小さな黒板に書いて発表。

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掛け算、割り算が苦手な子が結構多く、やり方も日本とは違って複雑なやり方をしていました。そのため理解するのにもちょっと苦労するのかなぁ〜と思い、先生に少しでも計算が得意になるように"マス掛け算"を導入してみるように提案してみました

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毎日算数の授業始めの数分、マス掛け算をすること

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それを導入する前と何週間か続けた後にテストを行います。このことで理解度が数字にあらわされる。

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やっぱりみんな実際に目で見たりして確認する授業は楽しそう!

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ホエヨベの学校では図工や体育といった情操教育は進んでいません。

そのためその楽しさなどを子どもたちにもっとしってもらうために先輩方は図工のマニュアルを作成しました。さすが先輩方、、

私もそれをもっと活用してもらえるように活動していこうと思っています。

第1弾として、そのマニュアルをもとに図工の指導案を作成。先生に見せ、こういう感じで進めていってみてはどうかと提案しました。

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教材がほとんどないため、コピー用紙の裏紙やチョークを使ってできるものを提案。
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そして実際に授業開始。

私がいなくても授業を進められるように

私はサポートするだけで実際に進めるのは先生。

子どもたちは真剣に先生の方をみてやり方を真似しています!

とても真剣!

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みんな楽しそうに授業していました

ただあまり道具がないので取り合いになることも、、

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なんとかみんなできました!

みんな個性があってすばらしい作品が出来上がりました〜〜

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"みんな違ってみんないい"

"子どもたちは才能のかたまり"

なのです!

 

それを作っただけで終わらすのではなく教室に飾り付け。
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第1弾終了!
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その日の休み時間も子どもたちは自主制作に取り組んでいました!楽しんでもらえたかな??

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"全力で何かを楽しむこと。"

"全力で何かに取り組むこと。"

そして、

"全力で笑うこと。"

 

それを大切にしてほしいと思い私はここにいます。

そして、それを日本の子どもたちにも同じように。

 

ながーくなってしまいましたがそんな感じです!

Super!!!(いいね!)//

を子どもたちに。